9月17日(土)に2ndシングルを2枚同時リリースするという絵梨めろんに直撃インタビュー。王道のポップスを作り歌い続ける彼女の魅力にせまる。
絵梨めろんの音楽はこうして始まった。再スタートとなったこれまでを振り返る。
――まずは、歌をやるきっかけになったエピソードを訊かせて下さい。
小さい時から歌う事は好きで中学生のときにはミュージカルをやっていました。
それで高校時代に、父親の勧めで高校生を対象とした全国音楽コンクールイベントのシンガー部門に出場することになって、そのイベントで予選を勝ち抜いて、なんと最後、品川のステラボールで行われた決勝大会までいってしまったんです。
それがきっかけで、その音楽大会の主催の方達がやっている音楽専門学校に特待生として入れることになり、2年間そこで勉強しました。そして、卒業生公開プレゼンの際に、そのとき来ていた某プロダクションにお声掛けいただいたんです。
それで、そのプロダクションに所属して、音楽活動を本格的に始めることとなったのですが、、、
――そのときに、再スタートに至る出来事があったんですね?
はい、私のボーカルと、鍵盤とバイオリンの3人でバンドを組むことになって、ワンマンで100人集められたらCDをリリースしましょうという話で、それに向けて頑張っていたんです。
でも、途中でメンバーが抜けたり、路上でひたすら歌ったりと辛い時期を半年経験して、やっとワンマンで100人集めてできることにはなったのですが、なぜか「もっとお客集められるでしょ?」的な話になって、CDリリースの話は無くなってしまった上に、バンドメンバーも取り上げられて解散になっちゃったんです。
――それはまた手厳しい・・・
ええ、で事務所を辞めて、私もその出来事から2年は放心状態のような感じで、音楽と真摯に向き合えずに、過ごしてしまっていました。でも、しばらくするとまた歌いたくなって、いろいろなライブやアニソンイベントに出るようになり、そこでやっと自分で作ったオリジナルソングを歌いたいかも?って思えるようになったんです。
そうして、気づけばシンガーソングライター絵梨めろんとして、新たな気持ちで再始動していたわけです。
最も、その苦い経験があったからこそ、いつかぎゃふんと言わせてやるぞ!という活力にもなってますし、今回の作品が出来上がったとも言える。
応援して下さるファンの方の大切さも、知る事が出来たと思っています。
結局、どんな経験を重ねてもそれは無駄になる事は一つもなくて、全部私の作る音楽に生まれ変わっていくんだなぁと思う。
絵梨めろんが作り出すキャッチーなメロディーと想像を掻き立てる言葉の集合体。
――今は曲作りはどのようにやってますか?
もう、鼻歌でメロディー考えて、良いフレーズができたら録音して、コードとかは後からギターでつける感じです。
いたってシンプルで自然体ですよ。
それで、弾き語りで録音した音源と曲のイメージを、過去に別名義でメジャーアーティストに楽曲を提供していたこともある須藤幽玄さんというクリエイターさんにお伝えして、2人でアレンジを詰めて完成に持って行ってます。
――ちなみに作詞は実体験が多いですか?それともストーリーをゼロから考えます?
実体験が多いかなぁ。経験した事を振り返る時間をおかないと、感情ばかり先走ってしまって中々一人よがりな歌詞になりがちなんですよね。
だから、歌詞のノートに殴り書きで感じた事をストレートに書いている内容がノートに埋もれまくってます(笑)。
基本、冷却期間をおいてから曲のテーマを一言に絞った上で楽曲制作をしているんですが、今回初めての試みで、直感で感じて書いたフレーズをそのまま使っている楽曲もあります。
今までにない形に挑戦してみたんです。
ちょっぴり刺激があっていいんじゃないかな。
さぁ、それは一体どの楽曲なんでしょうねぇ。
新タイトル「Bitters」と「Sweets」が2枚同時に、それぞれ3曲入りで発売される。絵梨めろんが作品に込めた想いとは?
――さて、そんなめろんさんの新譜が9月17日に発売されるわけですが、ファンの方にここを聴いてもらいたいといった部分はありますか?
まず、「Bitters」と「Sweets」で、それぞれメインとなっている曲があるんですけど、Bittersであれば、「フォンダンヌショコラ」という曲で、これは歌詞に注目してほしいです。
男女は甘い関係だけじゃ成り立っていかないよってことを皮肉も含めて書いているのですが、その主人公の男女が歩み寄ろうとする恋の経過とバランスを感じてもらえたら嬉しいです。
で、あと「Sweets」の方は、今YouTubeでもPVがアップされているのですが、「パワフルがーる」という曲がメインになっていて、これはさっきお話した私の事務所時代の辛い時期の経験を元に書かれた内容になっているんです。
苦しい時だからこそ勇気を出して 、あと一歩踏み出してみようよ!!というメッセージを、皆さんにも辛いことがあった時に、この曲を聴いて前向きな気持ちになってほしいという想いを胸に作った作品です。
――中でも、この2曲が今回発売となるCDの肝になっているわけですね。さて、それで9月17日に渋谷のgee-geでレコ発イベントがあるわけですが、そこでCDは手に入るわけですか?
はい、まずは会場にいらしてくれた方に先行発売ですね。
全国流通は、しばらく経ってからを考えています。
――そのレコ発イベントでは、何か普段のライブと違ったことを考えていますか?
いつもは、1人でステージに立つことがほとんどなのですが、この日は特別にバンド編成なんです。
なので、いつもとは違った印象のステージを楽しんでもらえると思います!
あとは、先日、新曲のMV撮影をしてきたのですが、それを会場で流そうかなと。
内容は観てのお楽しみですが、すごくいい画が撮れているのでファンの方の反応が楽しみです。
他にも、RIKUさん、ユッチェルベリーさん、手賀沼ジュンさんといった素晴らしいゲストの方々も参加予定なので、内容盛りだくさんのライブになる予定。
さらに、物販では新しいグッズも発売されますので、是非会場に来てチェックしてもらいたいです。
――なかなか楽しそうなレコ発イベントになりそうですね。最後に今後の展望についてお聞かせ下さい。
はい、今後は活動の幅を広げていきたいと考えているので、ラジオ番組のパーソナリティとかチャレンジしてみたいなと思っているのと、やはりまたステラボールみたいな大きなステージに立ちたいと願っているので、もっとライブでたくさんの方に絵梨めろんを知ってもらって、ファンの皆に共感してもらえる曲をたくさん作っていきたいです。
■9/17のレコ発イベントについて
会場:渋谷gee-ge
時間:開場 11:30 / 開演 12:00
料金:前売り¥2,700(drink別途) 当日¥3,000(drink別途) 学割¥1,500
ゲスト:RIKU、ユッチェル・ベリー、手賀沼ジュン
チケットのご予約は、絵梨めろん公式HPにて受付中
【絵梨めろんプロフィール】
5月5日生まれ・AB型
2015年に自身初のPOPロックカバーアルバム「My favorite music1」を発売し都内のライブハウスを中心に活躍中。
どこか懐かしさのあるキャッチ―なメロディと、まるで多数のクリエーターが息をひそめているかのように、曲のテーマごとに異彩を放つ歌詞がファンを魅了し続けている。
■MyuPla限定 絵梨めろん直筆サイン入りチェキプレゼント
絵梨めろんより、MyuPla限定のサイン入りチェキのプレゼントを用意していただきました!
ご希望の方は、プレゼント応募フォームよりお申込下さい。
※締め切り2016年9月14日 当選は発送をもっての通知とさせていただきます。
関連リンク
・絵梨めろんオフィシャルサイト
http://elly-melon.jp/
・公式Twitter
https://twitter.com/elly_melon
・SHOWROOM
https://www.showroom-live.com/elly_melon
ななまる
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