“AKB48″初期を支えた栄光の【元祖神7】

“神7″のルーツは、ただ一度選ばれた7人、というわけではない。
今では超巨大イベントとなったAKBシングル選抜総選挙、その第2回の上位7人が前回と全く同じ顔ぶれとなったことに起因している。
以降、”神7″という呼び名は定着し、毎年の上位7人をそう呼ぶようになる、そして元々の7人(総選挙第1.2回の上位7人)は、“元祖神7”と呼ばれるようになったのである。


前田敦子(あっちゃん)

あっちゃん 前田敦子写真集

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AKB48の絶対的エース、”あっちゃん”こと”前田敦子”。
2005年、結成メンバーとして加入以降、グループの中心として活躍。
ライブ会場がスカスカだった頃から、外でチラシを配ったり、宣伝をして回ったりと、人一倍努力をしていた。
性格はひたむきであると同時に感情的で、事あるごとに涙を流し、倒れたり、逃げたり、何度も立ち上がり、努力を続けるあっちゃんの姿に誰もが夢中にさせられた。
総選挙は第1回から第3回まで立候補し、1位、2位、1位と結果を残す。
(すでに卒業を発表していたため、第4回目は辞退している。)
特に第3回総選挙のスピーチ「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」は、アイドル史に残る名言となった。

2012年8月27日に行われた『前田敦子卒業公演』をもって、グループを卒業した。
今のAKBグループがあるのは、あっちゃんが一生懸命チラシを配っていたからといっても過言ではない。


大島優子(ゆうこ)

大島優子写真集 優子のありえない日常

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あっちゃんとともに初期のAKB48を支えたエース。
実はAKB48第2期生であり、グループ加入は2006年
(前述したスカスカ時代よりは人気の高まってきた頃に加入したメンバーのため、実のところ一期生からは不信感もあったという話がある。)
優子は7歳から子役として芸能活動をしていたため、芸歴が他メンバーと比べ圧倒的に長い。
また、感情も激しくとても人間的だったあっちゃんとはよく比べられ、優子が太陽であっちゃんは月のようだと例えられた。
総選挙は第1回から5回まで立候補し、1位に2度、2位に3度選ばれる。
(あっちゃんとの勝負は1勝2敗だった。)
あっちゃん卒業以後の約2年間は、優子一人が先頭に立ち、引っ張ってきたといって良いだろう。

そして2014年6月9日、『大島優子卒業公演』をもって、グループを卒業。
ダンスも歌も上手く、運動神経抜群、性格も明るい優子は、誰からも好かれる人気者だった。


篠田麻里子(マリコ様)

篠田麻里子写真集「麻里子」

“AKB48″のお姉さん的存在であり、167cmの長身と勝ち気なキャラクターから“マリコ様”と崇められた。
第1期オーディションでは落選(諸説あり)したが、第2期を待たずに特別にグループに加入。
アイドルと並行しながらモデルとしても早いうちから活動し、個人写真集を出した最初のメンバーでもある。
総選挙の場でも「つぶすつもりで来てください」と若いメンバー達を挑発し、そんな後輩が出てきたら笑顔で卒業すると宣言した。
そして、発言の翌年である2013年7月、グループを卒業。
後輩が頼もしくなってきたので嬉しい、とマリコ様は最後にそう語った。
キツい言葉の裏には、自分一人が嫌われてもいい、叩かれてもいい、AKB48が一流のアイドルであり続けるならという、マリコ様流の愛があったではないだろうか。


渡辺麻友(まゆゆ)

渡辺麻友 制服図鑑 最後の制服

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“AKB48″第3期メンバーで、ニックネームは”まゆゆ”。
小学生の時にオーディション(第2期)を受けたが落選した過去を持つ。
アイドルファンはオタクが多いことで知られるが、アイドル自体がオタクであることを公言し、オタク文化にポジティブなイメージを持たせたのは”まゆゆ”の活躍によるところが大きい。
またアイドルであることを誇りにし、いつでも笑顔を見せ、ダンスと歌と前髪に命をかけ、王道アイドルの道を突き進んだ。
プロデューサーの”秋元康”は、まゆゆのことを「アイドルになるために生まれてきたような子」と称賛している。
AKB選抜総選挙には9回も挑戦し、全てで5位以内に入る。
第6回総選挙では指原莉乃を下して1位となった。
2017年末のNHK紅白歌合戦でのパフォーマンスを最後に、グループを卒業。
涙よりも笑顔の似合う、”まゆゆ”はどこまでもアイドルだった。


高橋みなみ(たかみな)

高橋みなみ1stフォトブック『たかみな』 (講談社 MOOK)

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“AKB48″オープニングメンバーとして、2005年に加入。
気取らない性格と”たかみな”の愛称で、男女問わず広い層から人気を得た。
身長は148.5cmで、好きな男性のタイプは「自分より背の高い人」。
また生真面目な一面もあり、グループ全体での音頭や公演前後のストレッチ、メンバー間の意思疎通に対しても気を配った。
2012年にはAKB総監督に就任。
(当時AKBは姉妹グループ併せて数百人のメンバー達を抱えていた。)
ソロデビューや、著書を出版するなど、一人での活動も謳歌していた風だが、またそうすることでメンバー達に余計な気を使わせないようにとし、どこまで行っても48は”たかみな”リーダーの支えで成り立っていたという。
2015年末、総監督の任を横山由依に託し、翌年4月8日『高橋みなみ卒業特別記念公演〜10年の軌跡〜』をもってグループを卒業。
10年間、小さな身体で大きなグループを支え続けたリーダーに、皆が感謝を送った。


小嶋陽菜(こじはる)

小嶋陽菜写真集『女の子の神様』 (タレント・映画写真集)

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“AKB48″のオープニングメンバーとして、2005年に加入。
愛称は”こじはる”。
アイドルになる前にもプロダクションに所属し、タレント活動をしていた。
長身で抜群のプロポーションを持ち、可愛いメンバーの中にあってひとり「綺麗なアイドル」として人気を博す。
大人びているためグループ内ではマリコ様と同じジャンルに分けられがちだが、キャラクターは真逆といって良いほど違っていた。
また天然キャラであると思われがちであるがそうでもなく、メンバーからはよく「裏表がある」「時々怖い声になる」などと暴露される。
振り付けを覚えるのも遅く、遅いどころか覚えていない時もあった。
だがそんなこんなも含めて”こじはる”であり、どんな場でも楽しいことが言え、愛嬌で乗り越えてしまう天才ともいわれていた。
総選挙では常に上位に位置し、第7回は辞退した後、第8回では”にゃんにゃん仮面”として立候補し、特別待遇を謳歌。

2017年4月17日の『KOJIMA FINAL COUNTDOWN 3rd 小嶋陽菜 卒業公演』をもってグループを卒業。
最後は「バイバイ」と手を振り、リムジンに乗って去るという、何だかもう夢のような存在だった。


板野友美(ともちん)

板野友美写真集 TOMOCHIN! ! (講談社 MOOK)

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“AKB48″オープニングメンバーとして、2005年に加入。
愛称は”ともちん”。
幼い顔立ちながら派手なファッションと立ち居振る舞いで、たちまち人気者となった。
AKB加入前はガールズダンスチームに所属し、”EXILE”のバックダンサーとしてNHK紅白歌合戦に出演したという経歴を持つ。
結成当時の”AKB48″は黒髪で制服ルックが決まりだったが、板野のキャラに合っていないと判断され、髪を染めてピアスを開けるなどして徐々にギャルのイメージを確立
ある意味で、AKBをスクールアイドルから脱却させるきっかけとなったのがともちんである。

2013年8月25日のコンサートの最後にセレモニーを実施し、グループを卒業。
セレモニーには盟友、前田敦子と篠田麻里子がサプライズ出演した。

グループ1期生という財産 ~アイドルを目指す子達へ~

“AKB48″は、今や知らぬものはいない超巨大アイドルグループだ。
だが最初は他と同じ、小さな劇場とイベントで地道に活動するひとつのアイドルグループだった。
“元祖神7″と後に呼ばれた7人も、そんな時代を越えてきた。
(4人が1期生、マリコ様は1.5期生、優子は2期生、まゆゆは3期生)
東京ドームに集まる5万人も、CDを買う100万人も、”あっちゃん”や”たかみな”達が自ら街に出てチラシを配り、ライブに呼び込んだ1人からなっているのである。
(こじはるがあんまりやってなかったというエピソードはあるにしても…)
初期メンバー達にはそんな時代を乗り越えてきた強さがあり、だからこそグループを卒業した今でもそれぞれがタレントや女優、モデル、また歌手として活躍し続けられる。
優子が初めて総選挙で1位となった時のスピーチで「私達は頑張ることには慣れているので」と言ったこと、並々ならぬ自信が感じられやしないだろうか。
空席が目立つなあというコンサートも、取材されないイベントも、彼女達にとっては落ち込むよりも「次は頑張るぞ」というチャンスでしかなかったのだ。

AKBは一日にして成らず。

アイドルを目指す子、今まさに頑張っている子、またそのファンの方達にも、AKBにだってそんな時代があったということ、そしてどんなこともチャンスに変えられると知ってもらいたい。
アイドルがアイドルであったその先の未来まで、ずっと明るく幸せであるように。


関連サイト

AKB48公式サイト
https://www.akb48.co.jp/


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