【初音ミク マジカルミライ特集】クリプトン・フューチャー・メディア製ボーカロイドの祭典

2020年、コロナ禍によって延期されていた「初音ミク マジカルミライ」が、招待人数などの規模を縮小しながら開催された。
またつい先日、初音ミクのニューモデル「初音ミク NT」もリリースされたこともあり、ボーカロイドへの関心もまた強くなってきたことだろう。

MyuPlaでは、そんな初音ミクと制作元であるクリプトンフューチャーメディアのボーカロイドたちの祭典「マジカルミライ」を特集。
その歴史に迫ってみた!

マジカルミライの歴史

初音ミクの登場は2007年。
その後、着々と人気を伸ばし、改めて初音ミクやボーカロイドの魅力を共感したいという思いから開催されたのが「マジカルミライ」である。

イベントは主にバーチャル・シンガーたちのライブと、企画展から構成。
初音ミクたちをきっかけにし、クリエイターを体験したり、作品を鑑賞したりと、大人から子供まで楽しめるイベントとなっている。

ここではマジカルミライの歴史を、初回である2013年から簡単に紹介してみたい。

【マジカルミライ】2013年 8月 30日(金) 横浜アリーナ

「初音ミクのすべて」を1日で楽しめるユーザー参加型文化祭として、開催。

会場の横浜アリーナには、約15000名が来場。

「誕生日前夜祭コンサート」「U-18優先コンサート」などが行われた「マジエリア」、「クリエイターワークショップ」「歴史などの特別展示」が行われた「カルエリア」、「企業ブース」から成る「ミライエリア」の3つで構成され、多くの人たちでにぎわった。

【マジカルミライ2014】8/30(土)インテックス大阪・9/20(金)東京体育館

第2回目となった2014では、2会場ともにコンサートを実施。
いわゆるボカロたちの楽曲を「初音ミク」が歌い、観客とも一体になった。

展示エリアでは、初音ミクの創作文化を取り上げたブースを展開。
入場者が参加できる創作企画も実施し、企業ブースでは初音ミクとのコラボレーション企画も実施された。

イメージモチーフは「キューブ」。
「初音ミク」「鏡音リン」「鏡音レン」「巡音ルカ」「MEIKO」「KAITO」のキャラクター性と多角的な創作文化の広がりを表現したという。

【マジカルミライ2015】9/4(金)~5(土)日本武道館・9/4(金)~6(日)科学技術館

2015年は日本武道館でライブ、科学技術館では企画展を実施。

テーマは「創作の連鎖」。
メインビジュアルはイラストレーターの穂嶋氏が担当し、衣装デザイン案をイラストレーターのしきみ氏が担当した。

【マジカルミライ2016】9/9(金)~11(日)幕張メッセ

2016年は、幕張メッセでの初開催となった。
等身大初音ミクや、イラストギャラリー、企業ブースなど、企画展は過去最大級のスケールとなった。

衣装デザイン案・メインビジュアルともにイラストレーターのLENA[A-7]氏が担当。
テーマソングは「みきとP」が作詞作曲した。

【マジカルミライ2017】9/1(金)~3(日)幕張メッセ

主催者展示として「初音ミク展」、楽器体験コーナーや企業ブースから成る「音楽エリア」、特別展示として「初音ミクTRPG ココロダンジョン」体験エリアなど充実。

メインビジュアルはイラストレーターのiXima氏。
テーマソングはハチ制作の「砂の惑星」。
ちなみに米津玄師のボカロP時の名義で、約4年振りのボカロ曲リリースとなった。

【マジカルミライ2018】8/25(土)~26(日)インテックス大阪・8/31(金)~9/2(日)幕張メッセ

2018年からは離れた2会場での開催となった。

例年通りのワークショップや企画展に加え、主催展示として「鏡音リン・レン展」を展示。
また特別展示として、レーシングミク2018Ver.が描かれた「SUPER GT 2018シリーズ」参戦マシン「グッドスマイル 初音ミク AMG」の実車、「SUZUKA 10 HOURS」を戦ったレーシングミク Tony晴着Ver.が描かれた特別仕様の実車の、豪華2台を展示した。

テーマソングは二人組ユニット・Omoi制作の「グリーンライツ・セレナーデ」。
メインビジュアルはMika Pikazo氏が担当した。

【マジカルミライ2019】8/9(金)~11(日)インテックス大阪・8/30(金)~9/1(日)幕張メッセ

主催展示として「未来サーカス展」「巡音ルカ展」「ピアプロ広場」「CFM展示」
企画体験エリアでは「初音ミクVRゲーム体験」コーナーも展示。

和田たけあき氏制作の「ブレス・ユア・ブレス」
衣装デザイン・メインビジュアルは、イラストレーター・デザイナーのni02氏が担当した。

【マジカルミライ2020】11/27(金)~29(日)インテックス大阪・12/18(金) ~20(日)幕張メッセ

イベントのテーマを「まつり」として、8月7日から9日まで大阪「夏まつり」、冬に東京にて「ウィンターフェスティバル」をモチーフとして予定していたが、コロナウイルスの影響のため、夏の大阪開催を延期。
そのため、11月の大阪開催のテーマが「夏まつり」となっている。

テーマソングはピノキオピー制作「愛されなくても君がいる」、メインビジュアルはイラストレーターの藤ちょこ氏が担当した。
本年は登場から15年目を迎えた「MEIKO」 をフィーチャーした企画も実施。

藤ちょこ

マジカルミライ2020 メインビジュアル担当:藤ちょこのイラスト

マジカルミライ2020企画展の様子


写真:MyuPla編集部

関連サイト

初音ミク「マジカルミライ」公式サイト
https://magicalmirai.com/


 

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