Spotify「RADAR:Early Noise 2021」に選ばれた完全セルフプロデュースアーティスト”Doul(ダウル)”その魅力に迫る

スウェーデン発の音楽ストリーミングサービス「Spotify」「RADAR:Early Noise 2021」を開催。
期待の新生アーティスト10組を選出した。

そのうちの一人として選ばれたのが、18歳の女性アーティスト“Doul”(ダウル)だった。

Image Credit: PR TIMES

【RADAR:Early Noise 2021 選出アーティスト10組】
映秀。
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
(sic)boy
Doul
chilldspot
Tokimeki Records
にしな
PEOPLE 1
macico
LEX

今回は、そのDoulの魅力に迫ってみた。
今、最も知っておくべき音楽界の存在の一人として挙げておこう。

Doulは2003年5月17日、福岡県生まれ。
アーティストデビューは2020年9月。
デビュー曲「16yrs」は、Doul自身が作詞作曲を担い(アレンジはK-POPなど手掛けるプロデューサーURU)、瞬く間に世界中から注目された。


MVは本人のYouTubeにもアップロード。
ちなみに最初の動画はRihanna(リアーナ)「Stay」カバー歌唱だった。

あまり語られていないが、デビュー以前からすでに知られた存在で、楽曲リリースと本格的な活動スタートとともにいわゆる争奪戦が始まったのである。
インタビューにもいくつかだけ応じており、家族の影響によって幼い頃から音楽に包まれて育ったこと、音楽だけでなくファッションやカルチャー全般へ興味を持っていることなど明かした。

特に父親の影響が大きく、Spotifyで公開した彼女のプレイリストには「オアシス」「リンキンパーク」「エミネム」などが並んだ。
初めてギターで演奏した曲はエリック・クラプトン「Tears In Heaven」というのだから、時代を大いに感じさせる。

ちなみに音楽から逸脱したところ(Doul曰く同じ括り)では、彼女自身はセクシャルマイノリティのバイセクシャルであることを公言している。
その起因が男女の物にこだわらないファッションであったり、多彩な文化と人種などに囲まれて育ったからともいう。
実際、Doulはボーイッシュな時もあれば、絶妙にキュートな時もある、大人らしいセクシーさは流石にまだないのだが。

デビュー以後は、冒頭にも書いた「Spotify RADAR:Early Noise 2021」選出、「Fate/Grand Order」TVCMソング、東京モード学園の2021年版CMの音楽制作とナレーション、Nike Japanとのアンバサダー契約など、音楽の枠にも捉われない活動を展開している。

楽曲は「16yrs」に続いて「Don’t」「Howl」「Dearest Friends」など立て続けに発表。
直近では10月13日に「My Mr.Right」をリリースした。

通算9枚目にして、ほんの少しだけ日本人の耳にも馴染みやすいサウンドとメロディーになってきたのは、彼女自身が多様な技術を身につけてきたからだろうか。

今回の特集に際し、楽曲や今出ている公式の情報などチェックした中で、Doulが世界規模または世界を視野に入れた若手アーティストであることは間違いないと感じた。
逆輸入アーティストはこれまでも多数いたが、例えば宇多田ヒカルのように日本のニーズに完全に合わせた活動をするかというと、彼女はおそらくしない。
また時代も違い、今はアーティストがSNSなど通じて、私生活を公にし過ぎているパターンもある(同時に作品の希少価値が下がっている)。
Doul自身が今の時代で、また自身も語る「自然体な自分」を今後どのように演出していくか、楽しみである。

関連サイト

Doul公式Twitter
https://twitter.com/doul_xx
Doul公式Instagram
https://www.instagram.com/douldoll_/
Doul公式TikTok
https://www.tiktok.com/@doul_ulu
Doul公式YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCDdtq9uP84hD3H1gHsbV43w


 

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