デジタルロックバンド”ストロベリー症候群”が、6月28日にシングル『メランコリック』をリリースする。
“Kawaii”文化が生んだ、これぞまさにポップでキュートなバンドの魅力に迫るとともに、楽曲『メランコリック』。
そして、メンバー個々にもスポットを当てていきたい。
デジロックバンド”ストシン”
“ストロベリー症候群”(ストロベリー・シンドローム)は、6名の女の子達からなるデジロック(デジタルロック)バンドだ。
2016年の結成時は8名だったが、ギタリストを務めていた”ゆーちゃそ王子”とキーボードの”羽月りっか”はすでにバンドを抜けている。
王子に関しては今更語るべくもない。”インフルエンサー”、簡単にいうと流行発信源を自称する彼は、某番組に出演し、部屋を公開したことでも話題になった。
“羽月りっか”も、一時は引退状態にあったが、現在ではアイドルユニットのリーダーを元気に務めているぞ。
とまあ、メンバー脱退などはあったわけだが、今回こうしてシングルをリリースするにあたったわけで、とってもとっても、頑張っているのである。
そして、後述するが、シングルリリース間近に控えたつい先日、公式より重大発表があったのである…。
『メランコリック』By ボカロP ”JUNKY”
楽曲『メランコリック』は、ボカロP(ボーカロイドを用いて楽曲を製作、発表するクリエイター)”JUNKY”による作品で、初出しはもう7年以上前になる。
公開当時から反響の大きかった楽曲で、ボカロ作品の中でも名曲と呼ばれているのだ。
それを今回、”ストシン”がカバーした形になる。
(band ver.)とされている今作は、元々いくらかロックテイスト+デジタルミックスではあった原曲をテンポアップし、可愛くも激しいアレンジを施した。
アニメーション合成とメンバー達のパフォーマンス、オフショットも満載のMVも必見だ!
”重大発表”
さあさあ、多少の紆余曲折はあったにしても、シングルリリースにこじつけた。
名曲『メランコリック』をカバーし、バンドとしてもアイドルとしても立派なステータスを手に入れたのだが。
リリース間近(本当に間近だった)、公式HPにて重大発表が記載された。
7月に予定されているライブを最後に、一度活動休止することが決まったのである。
これは実に痛い。
リリースしてすぐに休止は、流石にないと思う。
だがボーカル兼プロデュースを務める”苺りなはむ”がメッセージを寄せており、活動休止は一時的なこと、体制を練り直してすぐに再開することを約束している。
実は彼女は、所属事務所である”イチゴスタイル”の代表を務めていて、グループでももちろん中心として活動を仕切っていた。
誰よりもファンを大切に、何よりも楽しむことを伝えてきた”りなはむ”なのだ。
重大発表によって、期待のシングル『メランコリック』は、いわば置き手紙となった。
SNS全盛の現代では、メンバー個々の活動やメッセージも簡単に発信出来るし、別れは意外と辛くはないかもしれない。(やっぱり続けまーす、なんてこともあるかも。)
きっと、期待以上の”何か”を、また届けてくれるだろう。
■メランコリック(band ver) Maxi Single
DISC.1
1. メランコリック(band ver)
2. スイートマジック(band ver)
関連サイト
ストロベリー症候群オフィシャルサイト
http://icigostyle.com/stsyn
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