韓国のインディーズには、K-POPの最前線とは違ったディープな魅力が広がってる。
たとえば、미야오 MIYAOもその一人。
日本語での情報は未だほとんどなく、知名度はこれからといったシンガーだ。
昨年2018年4月から曲のリリースがスタートし、facebookやgeniemusic等を通じて配信。
MIYAOという名前は猫の鳴き声(ミャオ)から来ているようで、ミュージックビデオでも猫が度々登場している。
最初にリリースされた曲のタイトルも「猫の手紙」と名づけられているほどで、相当な猫好きなのかもしれない。
ただ、顔や出身地などの情報はなく、女性ボーカルらしいことがわかっているだけの、今のところミステリアスな存在なのだ。
そんな彼女?の最新曲は「Maybe Blue」。
ローファイ(Lo-fi)ミュージックと呼ばれる懐かしい雰囲気の曲となってる。
最近のヒット曲にありがちな力強く楽器盛りだくさんのサウンドとは違い、比較的静かでシンプルな構成になっているのも大きな特徴と言えるだろう。
歌詞も詩的でインストゥルメンタルのような穏やかな曲だ。
ともあれ、「Maybe Blue」のようなローファイミュージックは海外でも静かなブームになってる。
日本では作業用BGMとして使われるようなサウンドで、アメリカなどでも「study mix(勉強ミックス)」の検索で使用されていることが多いようだ。
このジャンルは海外だとChillpop(チルポップ)、日本ではJazy Hip Hop(ジャジーヒップホップ)とも呼ばれているらしい。
確かに、「Maybe Blue」も聞いていると、JazzやHipHopの雰囲気を窺える。
柔らかく聴き心地のよい彼女のサウンドは、いつまでも聴いていたくなるような深い魅力が詰まっているように思えてしまうのだ。
まだ、MIYAOを聴いたことがないという方は、是非ともその楽曲に触れてみてほしい。
nagatouch
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