伝説のダンスユニット“PANICREW”のYOHEYがプロデュースする新時代ガールズユニット”Chu-Z”(チューズ)が、本日6月21日に新曲『指輪の行方』をリリースした。
歌にダンス、演技、はたまたトークと、マルチな才能を発揮する彼女達の最新ナンバーは、新しい恋の予感にざわつく心情を歌った、熱い作品に仕上がっている。
現在、所属事務所である”テイチクレコード”のYoutube公式チャンネルにて、『指輪の行方』のMVが公開中だ。
全編12分以上にドラマ仕立ての豪華なMVを、さあ今すぐチェックしよう。
”選ばれた”そして”洗練された”
“Chu-Z”の歴史を紐解くと、結成は2012年のことである。
元々から芸能関係の仕事に携わっていたそれぞれの女の子達が集められ、新時代のユニットとなるべくスタートを切ったのが”Chu-Z”なのだ。
メンバーは総勢7人。
脱退した元メンバーを含めると10人いたことになる。
すでにキャリアを積んでいたメンバー達によるグループということもあってか、結成からライブやCDリリースは大きな反響を呼んでいた。(インディーズデビュー時の握手会の売上であのAKB48を上回ったこともあるのだ。)
それからも積極的なライブ活動やリリースなどをこなし、2016年より現在の”テイチクエンタテイメント”のレーベルへ移籍。
創設80年以上を誇る超老舗プロダクション所属の、新時代ユニットとなったのである。
また、”Chu-Z”というユニット名には、”選ばれた”、”洗練された”、という二つの意味が込められている。
大勢の候補の中から選ばれたメンバー達の、常に新鮮で鋭いパフォーマンスに、多くのファンが熱狂しているのだ。
『指輪の行方』ミュージックビデオ
今作は、移籍後2枚目のリリースとなる。
『指輪の行方』は、2016年リリースの前作『まだ君が好きで』の続編となる作品だ。
この2作の楽曲を合わせると、失恋を乗り越え、また新たな恋の予感に胸をざわつかせる女の子の心をうたった、多くの若者の共感を呼ぶ力作となっている模様。
またMVでは、2作ともにモデルの”土田怜菜”(れいぽよ)が主演をこなしている。
冒頭で説明したが、『指輪の行方』MVはなんと12分超の大作!
これは楽曲の長さではなく、前作では見られなかった演技部分にかなりの尺が用いられているためである。
また更に、”れいぽよ”と相手役の”TATSUYA”(SELLOUT)に加えて、Chu-Zメンバーである”LUNA”も友人役として出演しているので、こちらも必見だ。
シングル『指輪の行方』
ビデオ部分の紹介ばかりになってしまったが…、肝心の楽曲は、とてもノリの良いナンバーに仕上がっている。
前作はいかにもバラードという感じのスローテンポだったが、今回はやはり”高鳴る胸の鼓動”この言葉に尽きるだろう。
ざわざわと落ち着かない、それでいて心地良い恋の予感を、見事に表現している。
メロディーラインも歌詞も、どこかありふれているようで個性的だ。
落ち着くべきところに落ち着かないメロディーライン、というとマイナスのように聞こえるが、音楽の超乱立した昨今において、人々の耳に残るメロディーというのは実に難しいのである。
そんな中、『指輪の行方』という作品は少し不自然なのが素晴らしい。
メロディーそのものに加えて、メロディーラインのつなぎ目や伸ばし方にも個性が感じ取れるのだ。
そのことを、ぜひ念頭に置いて楽曲としての『指輪の行方』もまた楽しんでほしいと思う。
アイドル?ガールズユニット?
“Chu-Z”は、アイドルと称されたり、ガールズユニットといわれたりと、今現状とても微妙な位置にいるグループだ。
10代の子達で結成されたグループは今、それぞれが大人びて個性を出してきている。
メンバーの入れ替わり立ち代わり、そして分裂、休止と、現代のアイドルグループはその形を維持するだけでも貴重なのである。
だが“Chu-Z”には、時代を超えて羽ばたき続ける力があるはずだ。
それは、メンバーを見れば、作品を観れば、わかることである。
アイドルという枠など取っ払おう。
時代の波など乗り越えよう。
”Chu-Z”には『新時代のガールズユニット』として、ずっとずっと輝き続けてほしい。
■指輪の行方(初回限定盤DVD付) Maxi Single
DISC.1
1. 指輪の行方
2. Let’s Get The Party Started
DISC.2
1. 指輪の行方 (Music Video)
2. Music Video メイキング映像
関連サイト
Chu-Z オフィシャルページ
http://www.chu-z.com/
[amazonjs asin=”B071DF9N55″ locale=”JP” title=”指輪の行方(初回限定盤)(DVD付)”]