16歳のシンガーソングライター”坂口有望”のデビューシングル『好-じょし-』

16歳のシンガーソングライター”坂口有望”が、メジャーデビューを発表した。
7月26日にリリースされるデビューシングルのタイトルは『好-じょし-』。
「好き」と書いて「女子」読む、彼女のナンバーでも幾度か見られた印象的な日本語のタイトルとなった。
なおリリースより一足早く、公式でMVも配信されているようなので先にチェックしておいていただきたい。

坂口有望

“坂口有望”は、”さかぐちあみ”と呼ぶので間違いのないように。
有望というのは本名だろうか、正に彼女自身そのままを表す言葉としてこれ以上ふさわしいものはないだろう。
彼女は13歳の頃より楽曲作りに夢中となり、そして間もなく初舞台を踏んだ。
目を疑うようほど幼い女子のミュージシャンが、そこにはいたのである。
話題が話題を呼ぶうちに、彼女は一躍有名となり、2016年には”タワーレコード”のインディーズレーベルから1st シングル『おはなし / 地球-まる-』をリリース。
その後、初ワンマンライブを経験し、2017年3月にはシングル『厚底 / 15歳の詩』をリリース。
インディーズでのこれら2枚のシングルを残した後、勢い良くメジャーの地を踏んだのだった。

記念すべき時、少女のリアル

シングル『好-じょし-』は、表題曲を含め、3曲入りの内容になっている。
2曲目には『紺色の主張』、続いて『16さいのうた』(スタジオライブバージョン)を収録。
楽曲の作りは丁寧で、無理矢理詰め込んだ感がないことが特徴だろう。また秀逸なのが、歌詞に違和感をあまり持たせずに、いい具合にメロディーと変えているところだ。
それが彼女のストレートで異物感のない声質と相まって、なお聴き取りやすい。
『好-じょし-』の歌詞には、特に注目してほしい。
いくつか引用すると、「君は君の道を走る。走ればいい。走ればいいよ」や、「君がいなくなったって、ご飯はおいしい。ちゃんと味もする」などなど。
こんなワードが書けるか。
今16歳を生きる少女だからこそ書けるものであり、過ぎ去りし時となった経験豊富な作詞家の先生でも思いつかないかもしれない。
素敵な才能。
少女の今、リアル。
そして感じるままに歌われた”うた”を、ぜひぜひ聴き取ってほしいと思う。

他2曲と呼ばせない、濃厚なカップリングナンバー

2曲目に収録されている『紺色の主張』は、タイトルからイメージ出来たように、制服の色を表現しているように思う。
いくらか言葉にもメロディーにも歌いまわしにもトゲを感じるのは、彼女が学生ながらにしてアーティストだからだろう。
”尾崎豊”を知らない人などもう日本には一人もいない。
だから今更、説明不要の葛藤を、一人の女子はあの時と同じように感じながら生きているのだろう。
そしてラストを飾るのは『16さいのうた』。
こちらもまた色の強い楽曲だ。
現在、『好-じょし-』と同時に公式よりこれら2曲もティザーMV(広告としての簡単なMV)が公開されているので、1曲だけのチェックとは言わず、3曲全てを聴いてみてほしい。

最近、女子のミュージシャンが多いように感じる。
男性のそれよりも一人一人が目立ちやすいからだろうか。
中でも特に若い”坂口有望”は、その楽曲でも、それに反してあどけない姿でも、一目をかなり惹くだろう。
しつこいようだが他に形容のしようがない。
とても”リアル”で、”センシティブ”で、そして何より新しいアーティストの登場である。

■好-じょし- Maxi Single
DISC.1
1.好-じょし-
2.紺色の主張
3.16さいのうた -Studio Live Ver.-

関連サイト

坂口有望オフィシャルページ
http://amisakaguchi.tumblr.com/


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