桐島ノドカ『言葉にしたくてできない言葉を』

シンガーソングライター”桐島ノドカ”が11月22日に新曲『言葉にしたくてできない言葉を』をリリースする。
オリエンタルな風貌に、高い歌唱力を備える彼女の最新作は、個性豊かな楽曲に、どこか耳馴染みのある癖に、映画タイアップと、話題豊富な作品となっている模様。
公式チャンネルでは本来のMVに、あのプロデューサーとのセッションも視聴する事が出来るので、そちらもぜひご覧頂きたい。

桐島ノドカの歌

“桐島ノドカ”は2014年頃より活動を開始し、玄人好みの高い表現力を武器に多くの作品に携わってきた。
一言でいうと簡単なのだが、実に”歌が上手い”。
ライブ映像も公式よりいくつも配信されているのだが、音程も驚くほど正確で、かつ声量を変えることで表現に広い幅を出している。
こういったテクニックは、海外の歌手などになら見られたりもするのだが、邦楽ではあまりポピュラーではないかもしれない。
また、彼女自身がミッション系の学校を出ていて、幼い頃から讃美歌やクラシックに触れてきたからではとも思える。

やや遡ると、桐島は音大に通っていた時期に、あの”小林武史”に直接音源を送り、チャンスを手にしている。
それからシングルを配信含め2枚、ミニアルバムを1枚リリースしてきた。
そして、じっくりとだが確実に歩み続けた道程の上で、今作『言葉にしたくてできない言葉を』に出会ったのである。

『言葉にしたくてできない言葉を』

歌のことだろうか。
それとも、愛。
歌には不思議な力があり、口語ではとても表せないような重みを持つことがある。
愛にもまた不思議な力があり、人の心を大きく揺さぶる、時にはつらく、時に優しく。

桐島が大学時代に”小林武史”氏にデモテープを送ったことで歌手”桐島ノドカ”がスタートしたことは前述したが、彼女の歌にダイヤの原石を見出したのは小林氏だけではない。
2017年夏、桐島のレーベル移籍に伴い、“supercell”の”ryo”氏も彼女のプロデュースに乗り出したのである。
今作は両者のダブルプロデュースとして、楽曲を始め製作に大きく携わってくれている。
『言葉にしたくて…』は、”ryo”の作詞作曲による作品だ。
楽曲は8分の6拍子の急き立てるようなビートが特徴で、音数も多彩で華やかなのだがそれぞれが桐島の歌声を立てるために一段後ろに構えているように聞こえる。
メロディーの雰囲気から”ミスチル感”が垣間見えるのもまた不思議だ。
肝心のボーカルについては、楽譜を見せられてもこういう歌になるとは到底想像出来ないような、本当に個性豊かな歌唱を披露しているので、百聞は一見(一聴)に如かず、ぜひぜひ音源をチェックしてみてほしい。
MVは先月末より公式チャンネルで公開されている。

映画『爪先の宇宙』

今作は、映画の主題歌としても起用されている。
12月1日より全国順次公開予定の映画『爪先の宇宙』の主題歌、そして、カップリングとして収録されている『夜を歩いて』(桐島ノドカ作詞作曲)は、挿入歌として使用されているようだ。
今作、どういった経緯かは本人も驚きを語っているのだが、何と主演も務めてしまっている。
原作は配信を主とした少女漫画で、ヒロイン”亜紀”の成長と葛藤を描いた人気作品。
水彩画の印象的なタッチで、テーマは重くもなるのにどこかソフトで触れやすい作品だ。
前半部分は無料で見られるはずなので、こちらも映画そして楽曲と共に楽しんでみてほしい。

■言葉にしたくてできない言葉を <TYPE-A> Maxi Single CD+Blu-ray
DISC.1
1. 言葉にしたくてできない言葉を
2. 夜を歩いて
3. How do you feel about me ?
DISC.2
1. 「言葉にしたくてできない言葉を」Music Video
2. 「言葉にしたくてできない言葉を」Making Video
3. 桐嶋ノドカ×爪先の宇宙 Collaboration Movie「言葉にしたくてできない言葉を」「夜を歩いて」「How do you feel about me ?」

関連サイト

桐嶋ノドカ公式ページ
http://www.nodokakirishima.jp/


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ヤマグチ

ヤマグチ

音楽と文学を愛する人。小説なら東野圭吾、バンドはLUNASEAが青春でした。売れないバンドマン時代もあり、今もバレないように生きています。

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