“フェアリーズ”16枚目のシングルは超バブリーなナンバー!

歌、ダンス共に「実力派!」を掲げるアイドルグループ”フェアリーズ”が、2月28日に新曲『HEY HEY ~Light Me Up~』をリリース。
1990年代に世界中で大流行したユーロビートナンバーの名曲をカバーした今作は、「らしい」といえば月並みだがとても”フェアリーズ”らしいアップな仕上がりとなっている。

『HEY HEY』

今作はカバーアレンジによるリリースとなる。
原曲は1993年にリリースされたシンガー”Vanessa”の楽曲『HEY HEY』だが、かなり多くのアレンジ作品が存在し、またディスコクラブでのダンスのためのナンバーだから尺が相当長かった。
それを今回はJポップ用にコンパクトにまとめ、”フェアリーズ”が『HEY HEY ~Light Me Up~』として、フレッシュに踊って歌って見せてくれているのだ。
サウンドの方はというと、今の感覚でいえば至ってシンプル。
シンセサイザーによるパッドとストリングス系の音で構成されていて、歌唱パートは突き抜けるほどにハイトーンと、カバーとは思えないほど聴き応え見応え抜群の仕上がりといえるのではないだろうか。

ビートポップ時代再び!?

今回のカバーリリースは、何も気まぐれではない。
それにはこんな背景がある。
アメリカやヨーロッパ先進国での流行は70年代から80年代、日本では80年代から90年代前半くらいまでの、ユーロビート、あるいはテクノといわれた音楽の流行をご存じだろうか。
日本ではいわゆるバブル。
フロアーでダンスと共に楽しむ音楽が主流になり、ポップスでのトラックアレンジもそれらしく変わっていった。
それからブームは、シンガーソングライターやバンドミュージシャン、第二次アイドル時代へと流れていったのだが、ここ最近では”荻野目洋子”のヒット曲『ダンシングヒーロー Eat You Up』(原曲は”アンジー・ゴールド”の『Eat You Up』)の再販、再ブレイクなどもあり、当時のファンだけでなく若い人たちにも刺激を与えている。
流行は一巡りし、またビートポップが過熱し始めているのである。

”フェアリーズ”スタイル確立へ?!

“フェアリーズ”はアイドルでありながら、実力派をうたうダンスグループでもある。
所属事務所は”ライジングプロダクション”といって、先に挙げた”荻野目洋子”を筆頭に、”安室奈美恵”、”MAX”、”SPEED”、”Folder”(”三浦大知”、”満島ひかり”が所属していたユニット)など、時代を彩ったダンスボーカル達が過去に所属していたこともあり、”フェアリーズ”も可愛らしさを売るアイドルというよりはカッコいい”ダンスユニット”というほうが的確だ。
また徐々にだが流行の中心が変わっていっている兆しもあるので、”フェアリーズ”のような実力派グループがこれからより一層スポットを浴びる可能性は高い。
『HEY HEY ~Light Me Up~』は、もう一度訪れるブームの先駆け的なリリースになるかもしれない。

アイドルとして、アーティストとして。
どちらで高みを目指すか、二つに一つだ。
最高のアイドルだった子が、後にシンガーとして成功した時、もうそのシンガーはアイドルではない。
“フェアリーズ”が”アイドル”として突き進むか、それとも”アーティスト”と変わるか、今作『HEY HEY ~Light Me Up~』を聴いて、ぜひ多くの人に彼女等の音楽の未来を見届けてみてもらいたい。

■HEY HEY ~Light Me Up~(初回生産限定盤 Single CD+DVD)
DISC.1
1.HEY HEY ~Light Me Up~
2.MAMACITA (Instrumental)
3.HEY HEY ~Light Me Up~ (Instrumental)
4.MAMACITA
DISC.2
1.フェアリーズLIVE TOUR 2017-STAR-Behind The Scenes

関連サイト

フェアリーズ公式ページ
http://www.rising-pro.jp/artist/fairies/


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ヤマグチ

ヤマグチ

音楽と文学を愛する人。小説なら東野圭吾、バンドはLUNASEAが青春でした。売れないバンドマン時代もあり、今もバレないように生きています。

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