ジャパニーズロックの救世主!?”GLIM SPANKY”(グリムスパンキー)シングル『All Of Us』

古き良きロックを今に伝える“GLIM SPANKY”が、4枚目のシングル『All Of Us』を5月9日にリリースする。
今作はテレビ朝日系列ドラマ『警視庁・捜査一課長 Season3』の主題歌として起用されている。
そして、シングル盤リリースよりまずダウンロード版が先行配信中なので、視聴も含めぜひぜひこちらもお楽しみいただきたい。

”GLIM SPANKY”

“GLIM SPANKY”は、2007年頃より活動を開始している。
現在では4枚のシングル(配信限定を含めるともう少し多い)を発表している割には、中々のキャリアだと思うだろう。
当時は4人組のバンドだったが、現在ではボーカルの”松尾レミ”と、ギターの”亀本寛貴”の二人組となっている。
音源の方はというと、聴いた途端、20代の音楽とは感じられないかもしれない。
昔はこんなロックばかりだった、そう思い起こさせるきっかけとなるのが”GLIM SPANKY”なのである。
対して、本人達は「意識して古いものを」とは思っていないと答えており、ただ感じるままに作る音がなぜかずっと年上のリスナー達の心を惹きつけてしまうのだ。
代表曲といえば、『愚か者たち』や『怒りをくれよ』などが挙げられ、どれもまたタイアップも豪華である以上に、本当にただカッコイイ楽曲、そして歌。
聞くよりも聴くが易し、ぜひぜひ前述した楽曲達に加え、新曲の方も耳に流してみてほしい。
若いリスナーなら”衝撃”を、熟練の音楽ファンなら”時代”を感じられるはずだ。

シンガー”松尾レミ”と、ギタリスト”亀本寛貴”

“GLIM SPANKY”は、バンドかなとも思われてしまうが、正確にはユニットといって良いのだろう。
2010年にそれまで活動していたベーシストとドラマーが脱退し、二人だけとなったわけだが、奇しくもその頃よりぐんぐんと知名度をアップさせていったのであった。
ボーカルの松尾の声は、唯一無二といえるハスキーボイスの持ち主で、それを売りにする女性シンガーは僅かながら存在するが、松尾の声はそんなものではない。
真骨頂はロングトーンと高音に至った時で、彼女の声はもはやエレキギターの歪み音に近くなる。
そして彼女の歌を立てつつ、最近ではあまり聴けなくなったギタープレイを披露するのが亀本である。
アドリブとも思える亀本のギタープレイは、一言でいえばブルース。
好みではあっても楽曲に反映させるプレーヤーはあまりいないことから、彼の演奏スタイルは同業者でも羨ましがられる、いわゆる”酔い”プレイなのだ。
ライブならもちろんのこと、楽曲内でも歌とギターのジャムはたっぷりと聴けるので、一緒に酔いしれてみてほしい。

『All Of Us』

新曲『All Of Us』は、公式チャンネルでショートバージョンが公開されている。
イントロからロック全開なので、驚くだろうと思う。
スローナンバーでの演奏は元より、歌だって早い曲より表現がずっと難しくなることは、多少なりともプレイしたことがある人なら頷ける事実だが、”松尾レミ”の歌声は伸びやかな作風であるほど個性を強く感じられる。
サビはロングトーンでのメロディーで、他の楽曲でも強く感じられることだが、松尾のハスキーボイスの説得力は凄まじいの一言に尽きる。
楽曲構成としては、中々サビまで行かないところが玄人好みだなと感じられる。
ショートバージョンでは1サビと間奏パートまでは聴けるので、彼女らの魅力にはしっかりと触れることが出来るぞ。

“GLIM SPANKY”のことが、少しは知れただろうか。
あるいはとっくに知っていて「いまさら何を」と思われても、仕方がない…。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの彼女らは、リリース後間もなく日本武道館でのライブがあり、その後には”LUNA SEA”主催のイベント”LUNATIC FEST”にも出演が決まっている。
夏はライブのシーズンだから、まだまだ忙しくなるはずだ。
進化を続ける音楽の世界で、頑なに信じる道を突き進んだ”GLIM SPANKY”。
彼女らの成功は元より、彼女らを知ることでこれから続々と頑固なミュージシャンが誕生したら、どんなに楽しいだろうか。

■All Of Us(初回限定盤 / DVD付)
DISC.1
1. All Of Us
2. To The Music
3. The Flowers
DISC.2
1. 「BIZARRE CARNIVAL Tour 2017-2018 in Taipei 2018.1.20」ドキュメンタリー映像

関連サイト

GLIM SPANKYオフィシャルページ
http://www.glimspanky.com/


The following two tabs change content below.
ヤマグチ

ヤマグチ

音楽ライター。元バンドマンでロック好きだったが、MyuPlaと関わり早数年、社長の洗脳(?!)もあり、すっかりアイドル好きに。推しは特集の際えらく歓迎してくれたChu-Z様と、最近はネコプラが気になっています。

MyuPlaからのお知らせ

  1. アクセス数集計機能を改善しました。

    2018-06-06

JavaScriptをOnにしてください

ページ上部へ戻る
error: Content is protected !!