マルチな才能を持ち合わせたボカロP”はるまきごはん“が12月26日にニューアルバム『ネオドリームトラベラー』をリリースする。
すでに公開していた楽曲に加え、新曲も盛りだくさんの今作。
青系をモチーフにする”はるまきごはん”にはふさわしい時期に、素晴らしい記念盤が完成したのではなかろうか。
出典：https://amazon.co.jp
はるまきごはん / ボカロP
ボカロPって何？と思う方は、まだいるだろうか。
メインはニコニコ動画（が多い）において、初音ミク（が多い）などのいわゆるボーカロイドを用いてオリジナル楽曲を投稿するP（プロデューサー）のことである。
バックボーンにバンド経験があったりクラシックやピアノなどの経験がある人は楽曲にもそのカラーが出ていて、歌に至ってはボーカロイドが担うのだが作詞作曲などの才能のみで人気が決まることもあり、才能豊かなクリエイターが非常に多くいることでも知られる。
そんな中、”はるまきごはん”は2014年頃からニコニコでの楽曲公開（それ以前の経歴も若干あり）、そして2年後に『銀河録』が話題となり、人気ボカロPの仲間入りを果たした。
『銀河録』のサウンドはロックテイストで、またデジタル色も非常に強い。
だがそれ以上に歌詞が高い評価を得た。
こちらは”はるまきごはん”のYoutube公式チャンネルでも公開されているのでぜひぜひ聴いてみてほしい。
また、”はるまきごはん”は音楽だけでなく、MVやイラストまでも手掛けるマルチクリエイターでもある。
ボカロPの界隈にはイラストやMV編集を手掛けるクリエイターも他におり、コラボのような形で楽曲ごとに完成させていく人が多い中、”はるまきごはん”だけは自らのイラストを用いて、MVまで作ってしまうという。
こちらはイラスト投稿サイト”pixiv”でも見られるので、音楽共々に楽しんで見てほしい。
更にマルチな情報、”はるまきごはん”はコラボカフェも手掛けている。
こちらは年末まで、下北沢mona records おんがく食堂にて開催中だ。
そしてボカロPではまた珍しいか、本人も歌うライブも予定しているので、ボカロ曲を楽しむのとはまたテイストが変わるがクリエイター”はるまきごはん”の世界を存分に楽しめるだろう。
『ネオドリームトラベラー』
“はるまきごはん”のリリース歴は、2016年に『銀河録』を収録したファーストアルバム『BLUE ENDING NOVA』、そして2017年末にはアコースティック曲だけをまとめたミニアルバム『SLEEP SHEEP SUNROOM』などがある。
ファーストも11月だったので、今作で3年連続の冬リリースとなる。
イラストも青を基調とした作品が多く、世界観としては「宇宙」を表すこともあるが、それが海であったり雨であったりと、幻想的な世界を常に描いてきた。
今作もすでにクロスフェード動画（全曲ダイジェスト）が公開されていて、気になる新曲や、ラストにはセルフカバーもあるので前々からよく知るファンにも嬉しい1枚となった。
そして本人のツイッターにて、今作リリースに合わせて楽曲の解説や制作秘話など語っている。
こちらも、楽曲だけの製作エピソードではないのでとても味わい深い話を知ることができる内容だ。
■”はるまきごはん” New Album『ネオドリームトラベラー』
2018.12.26
【収録楽曲】
01.メルティランドナイトメア
02.コバルトメモリーズ
03.セブンティーナ
04.八月のレイニー
05.アスター
06.フロムヴォイジャー（新規楽曲）
07.スチールワンダー（新規楽曲）
08.きっと夢の中ね（新規楽曲）
09. Dreaming Gate（Instrumental）
10.ドリームレス・ドリームス
11.グッドナイトフォール
12.アンサー（新規楽曲）
13.世界が終わるのよ
14.地球をあげる
15.セブンティーナ（セルフカバー）
【初回限定盤】
CD+DVD+アートブック（世界観設定資料＆画集）+限定スリーブケース仕様
・初回限定盤DVD収録MV
01.ドリームレス・ドリームス
02.コバルトメモリーズ
03.メルティランドナイトメア
04.地球をあげる
05.アスター
06.セブンティーナ
07.おまけ映像
関連サイト
はるまきごはん公式サイト
http://harumakigohan.com/
はるまきごはん公式ツイッター
https://twitter.com/harumaki_gohan
