女性フォークロックユニット”ハルカトミユキ”が「17才」をリリースする。
こちらは10月より放送されている話題のアニメ「色づく世界の明日から」主題歌を担っている。
凄まじい量のライブステージをこなし、各地でぐんぐんと知名度を高めてきた彼女らが、ここに来て大きなタイアップにより一躍、メジャーシーン前線アーティストの仲間入りを果たした。
ハルカトミユキ
ネーミングに関しては、「コブクロ」と同じニュアンスだと説明しておく…。
ハルカトミユキは、ボーカルギターのハルカと、キーボードのミユキの二人から成るユニットだ。
また自身をフォークともロックともニューウェイブとも言い、これといったジャンルには捉われていない。
二人は2012年頃から活動を始め、同年末にはインディーズ盤「虚言者が夜明けを告げる。僕達が、いつまでも黙っていると思うな。」をリリース。
翌年春にはセカンド「真夜中の言葉は青い毒になり、鈍る世界にヒヤリと刺さる。」をリリースした。
タイトルのセンス(実はこれら、短歌の形となっている)からも察することが出来るように、作詞を担っているハルカは文学に精通しており、詩集を出版したこともある。
またミュージシャンの傍ら、2016年には舞台にも挑戦するなど、音楽としてだけでなく芸術全般への興味を示している。
ハルカトミユキとしてのリリースは、アルバムが主で、シングルはほとんどが配信限定であり、今風といえばそうだが、ライブもかなりの数をこなした経歴もあって、ほぼ毎日ステージをしていたのではと思われてもあながち間違ってはいない。
配信とライブでここ数年、かなりのスピードで活動してきた二人なのである。
そして今回、アニメのタイアップとなり、彼女らの名は一気に広まることとなった。
「色づく世界の明日から」
アニメ「色づく世界の明日から」はアニメーション制作会社「P.A.WORKS」(ピーエーワークス)の手掛ける作品で、10月より放送されている。
舞台は長崎、未来からやってきた魔法使い一族の少女「月白瞳美」を主人公とする、人気作品である。
また独特の色彩、光を描くことで評価ある「P.A.WORKS」の作品とあって、その映像美にも注目が集まっている。
主題歌となった「17才」は、そのままに主人公の女子高生のことであり、アップテンポで清々しい楽曲とアニメが非常にマッチした。
作品のこれからの展開と共に、「17才」の作品としての意味も鮮明に浮かんでくるのではないだろうか。
■ハルカトミユキ「17才」
2018/11/14
通常盤【CD】
1. 17才
2. 朝焼けはエンドロールのように
3. そんな海はどこにもない
期間限定アニメ盤【CD+BD】
1. 17才
2. 朝焼けはエンドロールのように
3. そんな海はどこにもない
4. 17才(piano ver.)
書下ろしオリジナルジャケット, OPアニメーションBlue-Ray Disc付き
関連サイト
ハルカトミユキ公式サイト
http://harukatomiyuki.net/
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