「歌ってみた動画」のアクセスが伸びなくて困っている方は、プロでもアマチュアでも大勢いるはず。
動画のアクセス数の伸ばし方、動画自体のクオリティの上げ方などをまとめてみたので「ニコニコ動画」「Youtube(ユーチューブ)」で夢を叶えたい歌い手たちは是非、チェックしてみてほしい。
※記事の内容は2020年5月の執筆当時にリサーチした情報に基きます。今後大きく条件が変わる可能性もあるのでご了承ください!
動画のアクセス数は「タイトル」でほぼ決まる!シンプルなのは絶対NG!
歌ってみた動画を制作している「歌い手」たちの多くが、歌が上手ければ話題になり、人気がアップすると思い込んでいるという。
それ自体間違いではないが、現代のネットユーザーの飽和状態(供給過多)において、単純に歌が上手いだけではまず人気者にはなれないだろう。
歌が上手いのは当然として、最も基本的なアクセスアップのコツは「タイトル」にある。
「Google(グーグル)」「Yahoo!(ヤフー)」を始め、YouTubeやニコ動などで検索にヒットするには、まず有名な歌手や歌をセレクトするのが重要だが、こちらも上記の理由と同じで、題材だけ有名でも中々ヒットしてくれないのが現状だ。
一番手っ取り早いのは「自分の個性をタイトルに反映すること」である。
まずは歌い手自身がどんな人間なのかをタイトルにも載せてみよう。
・「□□の△△を歌ってみた」→×
・「学校1のイケメンが□□の△△を歌ってみた」→○
(□□は歌手やグループ名、△△は楽曲名)
イケメンと称して実際はブサイクやマスク着用だとタイトル詐欺になるが、キャッチーな特徴はできるだけタイトルにも入れよう。
印象的美少女でも良いし、ハーフ男子でも、ぽっちゃり系男子でも良い。
極端にいえば「デブでハゲのおじさんが超絶イケメンボイスで□□の△△を歌ってみた!」でも良いのだ。
最低限の情報しかないシンプルなタイトルだと、現在のネットでは絶対に埋もれてしまうことを覚えておこう。
さらに補足すると「絵文字を入れるとSEO(検索エンジン最適化=検索で上位に来るためのポイントや要素)には不利」といわれている。
見栄えは良くなるが、グーグルやユーチューブでは歓迎されないらしいことを心がけよう。
リピーター・リスナーを増やすには「ルックス」「歌唱力」が大事!
タイトルの基本を踏まえて動画をアップすると、いわゆる初見リスナーを集めることができるだろう。
ここでようやく、歌い手のルックスや能力が重要になる。
まずは「ルックス」。
自分がリスナーになったつもりで考えてみれば、当然「ブサイクよりイケメンの方が良い」「ブスより可愛い方が良い」(言い方失敬)なので、やはり外見にもこだわろう。
別にジャニーズ系や乃木坂46にいそうな美少女でなくても、個性があれば良いので、男女問わずメイクや髪型などを工夫しよう。
もしどうしても「ルックスに自信がない」「顔がバレたくない」場合は、マスクや顔出しNGの動画でも良いが、この場合少し不利になることだけは覚えておこう。
続いて「歌唱力」。
中々ヒットできない歌い手(広くいえばユーチューバーや配信者全体にいえる)は、上記のルックスや個性に加えて、基本的な能力にこだわっていない人が意外と多い。
大は小を兼ねるといわれるので、「歌は当然上手ければ上手いほど良い」と覚えておこう。
例を挙げると、カラオケで高得点を出せる人ほど歌い手として人気を呼ぶには有利だ。
ハイトーンは出れば出るほど良く、ビブラートも使いこなせればなお良く、こぶしやしゃくりなどの細かな歌唱テクも身につけるのが無難だ(動画での歌唱に反映するかは別として)。
単純に「カラオケで100点出した」動画でもそこそこバズると思うので、ヘタウマではなく本当に歌の上手い歌い手を目指そう!
概要欄・サムネ画像・SNSとの併用にもこだわること!
タイトルのコツ、歌い手としての基礎に加え、細かくこだわりたい部分も多々あるので、一挙にまとめてみた。
【動画の概要欄は大事!】
……検索で優位に働くので、丁寧な挨拶に加えて説明や補足はたくさん書こう。
関連動画(歌ってみた動画なら、元のアーティストの公式動画やMVがあれば記載、紹介文などもあればなお良し)の記載も忘れずに。
【サムネ画像も大事!】
……サムネでバズる動画も多数ある。
つい観たくなる加工やキャッチフレーズに加え、顔を出すなら最高の瞬間(奇跡の一枚)をサムネに反映させよう。
【SNSとのリンクも大事!】
……動画をアップした際に、ツイッターやインスタグラムで宣伝するのも効果的。
動画からサビや歌い出しなどを切り取って投稿しても良いが、ツイッターだと著作権に引っかかる可能性もあるので気をつけよう。
(インスタはJASRACと提携しているので大丈夫という噂)
フォロワーは多ければ多いほど良いので、こまめな投稿や相互フォロー、反感を買うような投稿にも気をつけつつ、スマートに活用しよう。
ここ最近はTikTokから一気にツイッターとインスタのフォロワーが増えるケースが多いともいうので、興味があるならぜひおすすめ。
【・コメント欄は必ず解放すること!】
……昨今のコメント欄に良い印象を持っている方は少ないと思うが、コメント欄を閉じたままでヒットするコンテンツはほぼない。
人気者には必ずアンチや反対意見、嫉妬諸々が存在することを肝に銘じよう。
人気のユーチューバーやニコ動配信者たちは、アンチコメントをスルーするメンタルをすでに持っている。
次のページに続く
最新記事 by ヤマグチ (全て見る)
ページ
- 1
- 2